TERUAKI Tokuda / Composer
「HOME」出演歴 : Vol.1(作品提供) / Vol.3(作品提供)/ Vol.4
1999年岡山市生まれ、前衛的な音楽作品を専門としている。日本の伝統的な建築構造や工法から影響を受け、西洋の音楽作品において音響的なヴォリュームの解体、音の透明性をテーマに作曲を行う。
これまでに第27回国際芸術連盟作曲コンクール第3位(第1位空位)ほか、数多くの賞を受賞。特に、自作品《Roots by Arcangelo Corelli》は、現代作曲家の登竜門である「現音作曲新人賞」において上位4作品に入賞した(応募総数34作品)。
昨年には自身の名を冠した初の作品展を開催(共催:岡山市)。以上の業績から、岡山県民の優れた芸術文化活動を称える「第24回岡山芸術文化賞」の準グランプリを受賞した。
島根大学教育学部音楽教育専攻、岡山大学大学院教育学研究科を経て、現在、岡山県内公立高等学校教諭。作品は岡山、東京、フランスなど国内外で初演され、ストラスブール管弦楽団(フランス)、ポーランド・シンフォニア・イヴ・ベントゥス(フランス)、藝大フィルハーモニア管弦楽団、岡山フィルハーモニック交響楽団のメンバーによって演奏されている。
近年では、教育学研究に関する論文や、作曲家としての執筆活動、シンポジウムへの参加にも精力的に取り組む。他にもCMの音楽監修や、学校現場における校歌(園歌)の楽曲提供など、地域と密着した教育活動も行っている。